今、流行りの型なしタルト。難しい型への敷きこみがないので気軽に作れます。型がなくてもおいしく、素朴な焼き上がりがおしゃれです。
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タルト生地のバターは1.5cm角にカットし冷蔵庫で冷やしておく(フードプロセッサー使用の場合)
アーモンドクリームのバターと全卵は常温にもどしておく。
洋梨はざるなどにあけて水気を切り、キッチンペーパーで水気をふき、3〜4mmにスライスしておく。
〈タルト生地を作る〉
フードプロセッサーに薄力粉、砂糖を入れて軽く撹拌する。
1.5cm角くらいに切った冷たいバターを入れて撹拌し、さらさらの状態にする。
全卵を入れてまわし、粉っぽさがなくなってしっとりとポロポロした状態にする。ひとまとまりにならなくても大丈夫。
生地をラップに包み冷蔵庫で休ませる。(1時間以上)
このときに丸くしてまとめると、生地を伸ばすのが楽です。
〈アーモンドクリームを作る〉
ボウルに室温に戻したバターを入れてゴムべらで柔らかくする。グラニュー糖も加えて白っぽいクリーム状にする。溶きほぐした卵を2〜3回に分けて加え、分離しないように混ぜる。
(バターも卵も20℃くらいにしておくと分離しにくいです。どちらかが冷たいと分離してしまいます)
ふるったアーモンドパウダーを加えて混ぜる。
冷蔵庫から出して伸ばしやすいくらいの固さになったら、台の上で生地を伸ばしていく。(冷蔵庫からだしてすぐだとのばせません。また、気温が高いとすぐにだれてしまうので気をつけてください。)ラップにはさんで伸ばすとと麺棒に生地がつかずに伸ばしやすい。
一方向だけに伸ばさず、90°に回転させながら丸くなるように伸ばす。
厚さ4mm直径24cmくらいに伸ばす。
オーブンシートの上に生地を乗せ、フォークで真ん中部分にピケをし、アーモンドクリームを丸く広げる。端を折りたたむことを考え、あまり端の方までアーモンドクリームを広げないようにする。3〜4mmに薄くカットし、水気をきった洋梨を並べていく。
生地を内側に折りたたんでいく。端から順に折りたたんでいく。折りたたむ回数は自由です。折る回数によって雰囲気も変わってきます。8〜10回くらいがよいかと思います。
*生地がだれていたら1回冷蔵庫で冷やすと良いです。きっちり等分に折れなくても
ラフな感じの仕上がりなのでそんなに気にしなくて大丈夫です。
180℃に予熱したオーブンで30分焼成。
型に入ってないので、多少生地が広がります。
焼き上がってすぐはクッキー生地が柔らかいので天板の上においたまましばらく冷まします。ある程度粗熱がとれてきたらケーキクーラーにうつして冷まします。焼き上がってすぐに移動させると割れてしまいます。
仕上げに、あればナパージュ(もしくはアプリコトジャムをのばしたもの)を塗って艶出しする。
ピスタチオダイスをのせ、まわりに泣かない粉糖をかける。
同じ材料で、型に敷き込むタルトも作れます。(この並べ方だと洋梨は半割4つ使用です。)
cottaコラム「簡単タルトのレシピ、型なしで失敗なし!」もぜひご覧ください。
型なしタルトの成形方法や魅力について詳しくお話しています。
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「型なしで作る洋梨のタルト」よーちんママ
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