シンプルで飽きのこない、さっと作るのにぴったりのケーキです。植物油や牛乳、はちみつが入ることでしなやかで巻きやすい、しっとりとしたロール生地が焼きあがります。焼き面を裏にしたり、表にしたりで食べたときの雰囲気がガラッと変わります。ぜひその日の気分で巻き面を変えてみてください。
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・オーブンは卵を温め始めるくらいから220℃に予熱しておく。
・ロールシートの天板に紙を敷いておく。可能であればくりかえし使えるオーブンシートを一枚底に敷いておくと、きれいに裏面が焼けるのでおすすめです。
・ロール生地が焼き上がったら、冷ましている間に生クリームを泡立てておく(生クリームと砂糖をボウルに入れ、氷水を当てて泡立てる)。
卵・グラニュー糖・はちみつをボウルに入れ、ホイッパーで混ぜながら60℃の湯せんで34℃くらいまで温める。
※湯せんに植物油と牛乳を合わせたものを当てて、40℃くらいにしておく。
※オーブンを220℃に予熱する。
ハンドミキサーの高速で5分間程度、しっかり気泡を含み白っぽくなるまで泡立てる。
高速で泡立てたままだと気泡が粗いので、低速に落とし2分間程度混ぜる。ボリュームとつやがあり、白くもったりとした状態であればOK。ハンドミキサーだけでは気泡が粗かった場合、清潔なホイッパーでぐるぐる円を描くように混ぜ、細かく均等な気泡を作るよう心掛ける。
※ここでしっかり気泡を含ませ、次の粉合わせで混ぜてもへこたれず、しっかり骨格のある生地に仕上がるよう準備しておく。
粉をふるい、底から持ち上げるようにゴムベラで70~80回混ぜる。生地を殺すのではなく、粉を卵の中に丁寧に混ぜ込んでいくイメージを持つと成功しやすいです。
温めた40℃程度の牛乳と植物油を加え、20回程度混ぜる。見えなくなったらOK。素早く天板に伸ばし、220℃で予熱していたオーブンを210℃にして、10分間焼成。
焼けたら軽くショックを与え、天板から取り出し完全に冷ます。表面はおいしそうなきつね色で、あまりたくさんしわが寄っていないほうが巻きやすいです。
焼き面が表面に来るタイプは生地の状態が良くないと、ひび割れなどがおきる可能性が高い。焼き面が内側で巻くほうが比較的失敗は少ない。
生地を巻いていく。内側に来る面を表にして生地を準備し、生クリームをのせる。下に滑り止めマットがあると巻きやすい。
生クリームを広げる。巻き終わりあたりのクリームはを気持ち薄めに塗る。
巻きはじめ側から1cm幅で3本、ナイフで筋を入れる。これを入れておくと芯ができやすく、のの字が作りやすくなる。
芯の部分を先に作る。一度紙を持ち上げて写真のように芯を作る。多少指で整えても良い。きゅっと巻く。
引っ張る紙を作業台と並行にして、くるくると生地を巻く(紙を上に持ち上げない)。
巻き終わりが真下に来るよう調整する。
ロール生地をしめる。写真のように定規など当てて、下から出ている紙をひき、きゅきゅっとしめる。しめ終わった後は、ひとまわりロールケーキが小さくなったような感覚がある。
乾燥を防ぐために両サイドにラップをして(巻くときに使った紙が長ければキャンディ包みにしてもよい)冷蔵庫でしっかり冷やす。
温めたナイフでカットして完成。
cottaコラム「きれいな「の」の字に仕上げるには?ロールケーキの巻き方のコツ」もぜひご覧ください。
ロールケーキをきれいに巻くためのコツについて詳しくお話しています。
数量:幅3.5cmロールケーキ6個分
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「シンプルロール(裏巻き、表巻き)」みのすけ
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