いがぐりのような見た目が秋らしくて可愛いシュークリームです。
栗の渋皮煮がごろごろと入ったカスタードの上に、マロンクリームをたっぷりと絞りました。
マロンクリームの中に隠れているカシスジュレの酸味が、全体のお味をキュッと引き締めてくれます♡
シュー生地にはココナッツロングをまぶして焼き、栗の「いが」を表現しました。
そしてトップに飾る栗。実はマロンペーストを使って作れちゃうんです。ケーキのデコレーション等にも使えるので、是非作ってみてくださいね。
栗の季節に是非食べて頂きたい一品です^^*
【所要時間目安:40分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
【シュー生地】
・薄力粉をふるっておく。
・天板にオーブンシートを敷いておく。
・絞り袋に口金を付けておく。
・オーブンを190℃に予熱する。
【栗の飾り】【マロンクリーム】
・マロンペーストとバターを常温に戻しておく。
【仕上げ】
栗の渋皮煮を1cm角に刻んでおく。
※ディプロマットクリームは、絞らずにスプーンなどで置いてもOKです。
マロンクリームを絞る際の口金は、付けても付けなくても構いません^^
卵を溶きほぐし、湯煎にかけて軽く温めておく。
水、牛乳、バター、塩、グラニュー糖を手鍋に入れて中~強火にかけ、沸騰させる。
バターが溶けきる前に沸騰しないように注意してください。
しっかり沸騰したら火を止め、ふるった薄力粉を一度に加えてヘラでよく混ぜる。
ヘラで混ぜながら鍋底に薄い膜が張るまで加熱する。
ボウルに移して軽く温めた全卵を数回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
混ぜ始めは⑤の画像のように生地がバラバラですが、混ぜ続けると乳化して繋がった状態になります。
この状態になってから次の全卵を加えるようにしてください。
ヘラで持ち上げるとボタっと落ち、残った生地が三角形になるくらいの状態になればOK。
この時点で全卵が残っていても加えないでくださいね。
間隔を空けて直径4cmの大きさにこんもりと絞る。
ドリュール(溶いて漉した全卵)をハケで表面に塗り、フォークで格子状に跡をつける。
シュー生地用の全卵が余った場合は、漉してドリュールとして使ってください。余らなかった場合は、全卵(分量外)を溶きほぐして漉したものを使用してください。
ドリュールが乾かないうちにココナッツロングをたっぷりとまぶす。
天板を傾け、余分なココナッツロングを落とす。
190℃のオーブンで25分焼き、170℃に下げてさらに15分焼く。
※最初の25分間はオーブンの扉を開けないでください。シュー生地が萎んでしまいます(*_*)
グラニュー糖とペクチンを混ぜ合わせる。
カシスピューレとレッドカラントピューレを手鍋に入れて火にかけ、軽く沸騰させる。
グラニュー糖とペクチンを加え、焦げ付かないようにヘラで混ぜながらしっかりと沸騰させる。
火からおろし、氷水に当てて冷やす。
マロンペーストとバターを混ぜ合わせ、栗の形に成形する(1個につき約7g)。
コーティングチョコを60℃の湯煎にかけて溶かす。
①に爪楊枝(尖っていない側)を刺してチョコでコーティングし、画像のように逆さまに吊るして固める。
こんな感じに。チョコが固まっていれば爪楊枝は抜いてOKです。
卵黄とグラニュー糖を白っぽくなるまですり混ぜ、薄力粉も加えて混ぜ合わせる。
バニラビーンズを包丁で裂いて種とサヤを牛乳に入れ、手鍋で沸騰させる。
卵黄に牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせる。ザルで濾しながら鍋に戻す。
ヘラかホイッパーで混ぜ続けながら中火でカスタードを炊く。しっかりと沸騰させ、コシが取れて緩くなったら火を止める(画像は紅茶カスタードです^^;)。
薄く広げてラップに包み、保冷剤を当てるなどして急冷する。
生クリームにグラニュー糖を加え、9分立てに泡立てる。
カスタードをボウルに入れてホイッパーかヘラでほぐす。
カスタードに生クリームを加えてヘラで混ぜ合わせる。
マロンペースト、バター、ラム酒をヘラで混ぜ合わせる。
生クリームを7分立てに泡立てる。
①に数回に分けて加え、混ぜ合わせる。
シューの上から1/3のところを波刃包丁で切る。
上側になるシューはさらに半分(または十字)に切り、トッピング用粉砂糖を茶漉しで振っておく。
ディプロマットクリームを絞り入れ、刻んだ栗の渋皮煮をたっぷりと埋め込む。
マロンクリームを薄く絞り、中央にカシスのジュレを載せる。
ジュレが隠れるように、残りのマロンクリームを外側から絞る。
パレットナイフでクリームの表面を軽く均す。
栗の飾りを3個ずつ載せ、半分に切ったシューを両側に付けて完成(画像では十字に切ったシューを付けています)。
断面はこんな感じです^^*
数量:約14個分
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「ごろんと可愛い*いがぐりシュークリーム」ふしまる
© 2006 cotta Co., Ltd.
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