仕込み水がバナナと牛乳のみ。バナナの甘い香りとふんわり、もっちりな食感のパンです。
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
・無塩バターは室温に置いて、やわらかくしておく。
・オーブンは焼成の10~15分前に180℃で予熱開始する。(実際は160℃で焼成)
・打ち粉は強力粉がおすすめですが、お持ちでない方は薄力粉をふるってお使いください。
使うバナナは写真くらいの黒い斑点が出たバナナが生地作りにも、美味しさにもちょうどよいです。黒くなりすぎたバナナは生地がべたつきやすかったり、甘味が足りなく感じるので程よいシュガースポットのバナナがおすすめです。
ボウルにバナナと牛乳15gを入れてフォークでつぶしてペースト状にしておく。季節やバナナの状態によっては生地がべたつきやすいと感じることがあるので、分量内の牛乳を5g別に取っておいて、捏ねながら水分が足りないと感じたら取っておいた牛乳を足してください。
別のボウルにバター、バナナ、牛乳以外の材料を入れゴムベラで混ぜ合わせる。その後バナナと牛乳のペーストを加えバナナをつぶしながら粉類と混ぜ合わせる。通常はゴムベラでこの作業はできますが、バナナがペースト状になっていない塊部分もあり混ざり具合がわからない場合があるので粉っぽさがなくなるまで手で混ぜます。
ペストリーボードに取り出し、利き手の付け根で向こう側へ押し出すように台にこすりつける。
時々カードを使って生地を集めながらこねていく。手にこびりついた生地もたまにカードで落とす。
こすりつけていると、ベタベタで大きく広がった生地がだんだんなめらかになってまとまりだし、台からはがれ始めるようになる。
さらにこすりつけるようにこね、ひとまとまりにつながってきたら、生地を台にたたきつける。
生地を引っ張りながら向こう側へ折りたたむ。90度向きを変えて台に打ち付けて向こう側へ折る、を繰り返し、生地がある程度薄く伸ばせるようになるまでこねる。
生地がなめらかになってきたら、一度生地を優しく引っ張り、ある程度薄く伸びたら、バターを入れるサイン。
生地を広げ、やわらかくしたバターをおく。
バターを生地で包みこみ、カードで切り刻んで細かくする。
生地を引きちぎるようにし、バターを生地全体になじませていく。
バターがただいたいなじんだら台にこすりつけ、バターと生地がつながるようにこねる。
手の付け根で台にこすりつける。時々カードを使って生地を集めながらこねていく。6の時よりも早く生地がなめらかになり台からはがれやすくなる。手を引く時に一緒に戻ろうとする感じ。
7と同様に生地がひとまとまりになるまでこすりつけるようにこねたら台にたたきつける。
6と同様に生地を引っ張りながら向こう側へ折りたたむ。90度向きを変えて台に打ち付けて向こう側へ折る、を繰り返し、生地がある程度薄く伸ばせるようになるまで続ける。途中で生地が破れるようなら少し休ませる。
こね上がりの目安は、写真のように生地の端をゆっくり引っ張ると、切れずに薄い膜が張る感じ。すぐ切れてしまう場合は、再度もう少しこねる。
生地に張りがですぎて切れる場合もあるので2~3分休ませてゆっくり引っ張ってみても切れるようならもう少しこねます。
生地をきれいに丸めてボウルに入れ、ラップをふんわりかけて30℃に設定したオーブンや発酵器で1次発酵させる。
生地の大きさが2~2.5倍になっていたら1次発酵の終了。
バナナの糖分も入るので発酵に少し時間がかかります。1時間~1時間半の間くらいで様子を見ます。
※いつも同じボウルを使って写真を撮って見比べるとわかりやすいです。
1次発酵が終わった生地をまず3等分にします。3等分にした1つをさらに6等分にし合計18等分にする。
発酵していたボウルにチョコチップを入れ、分割した生地をチョコにくっつける。
このようにチョコチップを18個に分配すると手早く分けることが出来る。
分配したら生地を丸めなおす。
オイルスプレーを塗った型に6個ずつ生地を詰める。35℃に設定したオーブンや発酵器で二次発酵させます。
※生地が乾燥しないように庫内に霧吹きをしておくと、乾燥を防げます。
冬ならお湯をトレーに入れて一緒に入れておくとよいです。
予熱時間になったら、一旦オーブンからパンを取り出し、続きの発酵をあたたかい所でします。
ひとまわり大きくなったら分量外の強力粉をふる。
※糖分の多い生地なので発酵に時間がかかります。45分~1時間ほどは様子を見ます。
180℃に予熱したオーブンを160℃に下げ、12~13分間ほど焼成する。
焼けたら型から取り出しケーキクーラーの上で粗熱を取る。
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「生食パンミックスで作るリングチョコバナナパン」あいりおー
© 2006 cotta Co., Ltd.
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