なみなみ３色フィナンシェ

下準備

・型にオイルスプレーをかけておく
・卵白を混ぜるボウルの重量を測ってメモしておく
・材料は全て計量しておく
・卵白を温め終わったあたりでオーブンの予熱を開始する（190℃）

フィナンシェ

• 1

  無塩バターを小鍋に入れて加熱し、焦がしバターを作る

  
• 2

  バターがきつね色に焦げたら、鍋を冷水に当てて、これ以上焦げていかないようにする
  ※50℃くらいまで冷やす

  
• 3

  卵白を、湯煎かレンチン（10秒ずつ慎重に加熱）で、人肌（35〜40℃）まで温め、コシを切る

  
• 4

  温めた卵白に、砂糖と塩を加えて溶かし混ぜる

  
• 5

  50℃まで温度を下げた焦がしバターを加えてよく混ぜる
  ※焦げも入れてしまってOK

  
• 6

  アーモンドパウダーを加えてよく混ぜる

  
• 7

  ダマがなくなるまでよく混ぜ合わせる

  
• 8

  生地を３等分する
  総重量から最初に測っておいたボウルの重量を引いて３で割る
  焦がしバター作成時に、水分が蒸発した量にもよるが、目安として1つ55g前後

  
• 9

  粉を以下の３通りに分ける
  ❶プレーン：薄力粉7g
  ❷抹茶：薄力粉5g＋抹茶2g
  ❸ココア：薄力粉3g＋ココア4g

  
• 10

  まずはプレーンを作る
  取り分けた生地の1つに、❶の薄力粉7gをふるい入れる

  
• 11

  粉気がなくなるまでよく混ぜ合わせる

  
• 12

  次に抹茶生地を作る
  もうひとつの生地に、❷の薄力粉5g＋抹茶2gをふるい入れる
  粉ふるいはプレーンをふるったものを洗わずそのまま使ってOK

  
• 13

  粉気がなくなるまでよく混ぜ合わせる
  ホイッパーはプレーンを作ったときに使ったものを洗わずそのまま使ってOK

  
• 14

  最後にココア生地を作る
  最後に残った生地に、❸の薄力粉3g＋ココア4gをふるい入れる
  粉ふるいは抹茶をふるったものをよくはたいて使う　※洗うまでしなくてOKだが抹茶はしっかりはたき落とす

  
• 15

  粉気がなくなるまでよく混ぜ合わせる
  ホイッパーは抹茶を作ったときに使ったものを洗って拭くか、キッチンペーパーなどで拭って使う
  ※ごく少量混ざる程度ならココアの味が強いのでわからなくなるので洗うのが面倒だったら拭って使う

  
• 16

  オイルスプレーをした型に等分に生地を入れる
  ボウルからソフトスプーンなどで入れても、絞り袋を使ってもOK

  
• 17

  190℃で12分焼成する
  ※ご家庭のオーブンに合わせて時間や温度は調整してください
  ※焼き色にムラが出やすいオーブンの場合は、7分（あと5分）のタイミングで向きを変えるとよいです

  
• 18

  焼き上がったらすぐに網に出して冷ます

  
• 19

  ここで完成させてもOK
  焼きたての美味しさを楽しんでください♪

  
• 20

  色をランダムにして箱に詰めても可愛いです
  ※紙製のパウンド型を敷いて底上げしています
  ※すぐに食べない場合や配送する場合は、脱酸素剤と一緒にガス袋に入れてください

  

チョコ掛け（任意）

• 1

  使用するチョコレートの目安は、1個あたり8g程度なので、一色につき余裕をもって40gのチョコレートを準備する
  コーティングチョコレートを、湯煎かレンチンで溶かし、型に流し入れる

  
• 2

  写真のように、ソフトスプーンなどで、フチまで塗り広げておくと失敗しにくい

  
• 3

  フィナンシェを型に入れ、チョコレートがフチまで上がってくるように押し込む

  
• 4

  抹茶も同様に行う
  抹茶のコーティングチョコレートがない場合は、抹茶のチョコレートをテンパリングして使用する

  
• 5

  スイートチョコレートも同様に行う

  
• 6

  冷蔵庫で30分ほど冷やしてチョコレートを固める

  
• 7

  柔らかいものの上にひっくり返して型出しする
  基本的にはひっくり返すだけでスルッと出てくるが、出てこない場合、木製めん棒や平手で型の裏から刺激を与えると出てくる

  
• 8

  チョコレートでコーティングすると、横のなみなみ模様がハッキリ出て可愛い♡

  
• 9

  任意で金粉など飾って、ラッピングする
  マカロン用の箱がサイズ的にちょうど良い
  ※作例の箱は廃盤ですが、同じ規格で１列のものがあるのでラッピング用品欄に記載しました
  個包装の場合、和菓子用のアルトカップがちょうど良いです