胚芽チーズベーグルでBLTサンド

下準備

・オーブンシートを10cm角にカットしたものを5枚用意しておく。
・水にドライイーストを溶かしておく。
(こねる時間が短いので、溶け残る可能性があるため)

ベーグルを焼く

• 1

  ホームベーカリーのパンケースに、強力粉・全粒粉・小麦胚芽・塩・砂糖・イースト水を入れ、生地作りコースでスタートする。
  スタートから7分経ったら機械を止め、こね上げとする。
  
  生地は、まだ表面がざらざらとムラがあり、のばすとやっと5cmくらいのびた後、ぶちぶちちぎれてOK。
  
  ※ここで、薄い膜ができるほど強くこねると、引きが強くなって、噛み切りにくくなります。
  
  手ごねの場合も8~10分間くらいこね、生地が5cmくらいのびたら、こね上がり。
  
  こね上げ温度の目安は、28℃くらい。

  
• 2

  ボウルにオイルスプレーをふって生地を入れ、ラップをする。
  あたたかいところで、一次発酵させる。
  (28℃で20分間が目安）
  ふっくら膨らませると、ベーグルらしい食感にならない。

  
• 3

  一次発酵が終わった生地を5分割して、俵形になるように、ゆるく丸める。
  (生地玉ひとつ約68g)
  
  乾かないようにボウルや大きめの容器などをかぶせて、15分間ほどベンチタイムをとる。

  
• 4

  台に粉をふって、とじ目を上にして生地を置く。
  手で優しくたたいてガスを抜きながら、7×10cmの長方形に整える。
  
  空気を抱き込まないように注意しながら、下から1/3たたむ。

  
• 5

  少し重ねるようにして、上から1/3をたたみ、軽く押さえる。
  さらに上から半分にたたみ、とじ目をしっかり閉じる。
  (しっかり閉じないと、ケトリング時に開いてしまいます)
  
  長さが17cmに満たない場合は、コロコロ転がして、長さを出す。

  
• 6

  生地の左端を手で押さえて、平らにする。
  平らなところが動かないように手で押さえながら、右側の先端を左端の平らなところに重ねる。
  
  平らなところを下から持ち上げ、右先端だったところを包んで、しっかり閉じる。

  
• 7

  生地をひっくり返して表面を上に向け、四角くカットしたオーブンシートの上にのせる。
  乾かないように、あたたかい所で30分間ほど、最終発酵させる。
  (30℃で30分間が目安)
  
  写真は、最終発酵後の少しふっくらしたかな、というところ。
  頃合いを見て、オーブンを220℃で予熱開始する。
  
  また、フライパンにケトリングの湯とはちみつを入れ、温めておく。
  お湯の温度は、80℃が目安。
  (ボコボコに沸かしてしまうと、ベーグルのツヤが失われ、表面が荒れるので、できれば温度計で確認するとよいです)
  ゆらゆらと小さな気泡がゆっくり上がってくるくらいが80℃。

  
• 8

  最終発酵が終わったら、ベーグルの表面を下にして、オーブンシートごと湯に入れる。
  湯に浸かって、シートが剥がれやすくなったら、剥がして取り除く。
  
  茹でている間、常に80℃をキープするよう、火加減を調整する。
  片面40秒間茹でたら、そっとひっくり返し、反対側も40秒間茹でる。

  
• 9

  ベーグルをすくって水気をしっかり切り、オーブンシートを敷いた天板の上にのせる。
  
  シュレッドチーズを10gずつ、のせる。
  予熱完了したオーブンで、210℃で10分間ほど焼く。
  網の上にのせて、冷ましておく。
  
  ※ご家庭のオーブンに合わせて、焼成時間・温度は調整してください。

  

サンドを組み立てる

• 1

  具材を用意する。
  レタスは、きれいに洗って水気を拭き取り、トマトは縦半分に切って輪切りの向きに5mm厚さにスライスする。
  
  ベーコンはソテーして、脂を拭き取っておく。
  マヨネーズ・ケチャップを混ぜ合わせ、オーロラソースを作っておく。

  
• 2

  ベーグルが完全に冷めたら、横に半分にスライスする。
  ベーグルの断面(上下とも)に、バター・粒マスタードを塗る。

  
• 3

  ベーコン2枚を、ベーグルの直径に合わせてたたんでのせ、オーロラソースを6gほどのせる。

  
• 4

  レタス大1枚は、ベーグルの大きさに合わせてたたんだら、ギュッと押さえて落ち着かせ、ベーグルにのせる。

  
• 5

  トマトは3~4切れほど、ずらしながら並べ、上のベーグルをのせてふたをしたら、出来上がり。

  
• 6

  カットして断面を見せたいときは、ラップでぴっちり包み、切りたい向きをペンで描いておくとよいです。
  
  30分間ほど置いておくと全体がなじみ、切っても崩れにくく、食べやすくなります。
  ラップのまま切ると、きれいにカットすることができます。