一般的なテリーヌの場合、たっぷりの生クリームを入れることで、濃厚でリッチな味わいを作ります。
今回は生クリームを一切使わず、代わりに使ったのはなんとお豆腐!!
生クリーム不使用で罪悪感無く頂けるだけでなく、代わりにお豆腐のタンパク質まで取れてしまうところが、身体に優しいポイントです。
身体に優しいだけでなく、生クリームに負けないなめらかさや濃厚さを再現するため、焼き方やお豆腐の水分量、材料の配合やバランスなどの試行錯誤を重ねました。
結果的に、「これが生クリームなし?!」と思うほどのリッチでなめらかなテリーヌになっただけでなく、後味が軽く、食後も胃がもたれないといいことずくめ。
秋にぴったりの愛されスイーツが完成しました。
【所要時間目安:30分】
注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
また、所要時間に焼成・発酵・生地をねかす・冷やす時間などは含みません。
豆腐は水切りをする(詳しくは手順1を参照)
材料Aは混ぜ合わせておく。
豆腐100gはざるにのせ、重しをのせ、水切りをする。豆腐自体が約50gになるまで約1〜2時間ほど水切りをする。
型の内側にオーブンシートをしく。
紙を切ると生地がもれるので、写真のように一枚のオーブンシートを切らずに、型にそわせるように敷き込む。
型からはみ出た余分なペーパーを切り、型の周囲にはアルミホイルを巻く。
※アルミホイルは、焼成中に湯煎のお湯が型の内部に侵入しないためです。
湯煎焼きの用意をする。
オーブンに天板、湯煎焼き用のバットまたは丸型を置き、約4センチ程の水を入れる。キッチンペーパーを水の中に入れる。
上記がオーブンの中に入った状態で、150度に予熱しておく。
材料Bは同じボウルに入れ、40〜50度の湯煎でとかしておく。
さつまいもは約3センチ角にカットし、ラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。3分間余熱でそのまま置き、竹串がすっと中に入るくらいまで柔らかくする。皮をとりのぞく。
6のさつまいもから形の良いものを選び、2センチ角にカットする。7〜8個ほど用意する。(テリーヌの中に入れる用)
残りのさつまいもから150グラムを計量し、グラニュー糖を加え、つぶしてペーストにする。熱いうちに作業すると良い。
裏ごししたり、フードプロセッサーにかけると非常になめらかな仕上がりになる。器具がない場合は、フォークで潰すだけでも良い。
水切りした豆腐をなめらかに潰す。裏漉ししたり、フードプロセッサーを使うとなめらかな仕上がりになるが、専用の器具がない場合はスプーンで潰すだけでも良い。
つぶしたサツマイモに材料Aを加えて混ぜる。9の豆腐も加えて混ぜる。
完全に溶けたBをよく混ぜ合わせ、10に加えて混ぜる。
薄力粉をふるいながら加え、手早く混ぜ合わせる。
ラム酒を加え、混ぜ合わせる。
生地を型に流し入れる。
7で角切りにしておいたサツマイモを指で押しながら生地の中に入れる。
4で用意しておいた湯煎の中に入れ、150度のオーブンで50分湯煎焼きにする。
焼成後、扉を開けずに10分蒸らす。
あら熱が取れたら、保冷剤などを回りに当てて冷やす。さらに冷蔵庫に入れ、3時間以上しっかりと冷やす。
型から外し、好みで粉砂糖や金箔を飾って完成。
数量:12センチの丸型一台分
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「【芋2024】極上なめらか!さつまいものショコラテリーヌ」カメのお菓子ハウス
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