コグマは、子熊ではなく、韓国語で「さつまいも」のこと。韓国では、さまざまなコグマスイーツがありますが、スポンジにさつまいもペーストとクリームをサンドした「コグマケーキ」がカフェで人気です。
やさしい口当たりのさつまいもクリーム、表面のほわほわっとしたクラムに、米粉とごま油を使った、しっとり食感のスポンジを合わせてみました。それぞれのハーモニーを楽しんでくださいね。
連載では詳しいPOINTを紹介中!
なかしましほさんが出会った 韓国スイーツ、ときどきパン最終回【米粉のコグマケーキ(さつまいもケーキ)
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注:レシピの転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
本レシピに含まれるアレルギー物質(特定原材料:7品目)
卵 | 乳 | 小麦 | えび | かに | 落花生 | そば |
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〇 | 〇 | - | - | - | - | - |
*使用している商品のアレルギー表示の有無を掲載基準としています。
*レシピに使用している商品には、製造工場や加工所で、特定原材料7品目と共通の設備で製造するものも含まれます。気になる方はご使用をお控えください。
*レシピ制作者ではなく、cottaにて確認した情報を掲載しています。
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【スポンジを作る下準備】
・スポンジの材料【A】を小さめのボウルに入れ、室温にもどす。
・シロップの材料はよく混ぜ、冷ます。
・型の底と側面にオーブン用シートを敷き込む。側面のシートは、型より3cmほど高くなるようにする。
さつまいもは皮をむき、一口大に切って水にさっとさらしてアクを抜く。水けをきって鍋に入れ、たっぷりの水を加えて火にかけ、煮立ったら弱火で、柔らかくなるまでゆでる。
さつまいもをざるにあけ、水けをきってボウルに入れる。マッシャーやフォークの背で潰し、100gを取分けて使う(残りはおやつなどに)。熱いうちにてんさい糖を加えてゴムベラでよく混ぜる。
生クリームを加え、とろっとなめらかになるまで混ぜる。ラップをかけ、冷蔵庫で冷やしておく。冷えるとちょうどよいかたさになるので、この時点ではピュレ状に近いやわらかさでOK。仕上げに使う際、もし固い場合は生クリームを、柔らかすぎる場合は潰したさつまいも(いずれも分量外)を加えて、適宜調整を。
オーブンは170℃に予熱する。ボウルに卵、砂糖を入れ、ハンドミキサーの高速でもこもこになるまで3分間ほど泡立てる。低速にしてさらに1分間泡立てる。持ち上げた時に、ゆっくりとたれ落ち、跡が残るくらいの固さが目安。
米粉を半量ふるい入れ、ゴムベラで底からすくい上げ、側面を払うようにしながら混ぜる。粉気がなくなったら残りの米粉を加え、同様にして混ぜる。さらに10〜15回ほど、ツヤが出るまで混ぜながら気泡を細かく整える。
2をゴムベラでひとすくいAに加え、なじむまで手早く混ぜる。2のボウルに入れ、底からすくい上げ、側面を払うようにし混ぜながら全体になじむまで混ぜる。
型に流し入れて、170℃のオーブンで25〜30分間焼く。表面にハリがあり、竹串に生地がくっついてこなければ焼き上がり。焼き上がったら台の上に10cmほど上から落とし、熱気を抜いて焼き縮みを防ぐ。
型から生地を出し、側面の紙をはずして網の上で冷ます。粗熱が取れたら、生地にくっつかないよう、ポリ袋にふわっと包むように入れ、乾燥を防ぎながら冷めるまで置く。
ホイップ用の生クリームとてんさい糖をボウルに入れ、ボウルの底を氷水に当てながら、やわらかくツノが立つまで(6分立て)ハンドミキサーで泡立てる。スポンジは横3等分に切る。あればスポンジカット補助具を使うと、均等に切りやすい。
上面のスポンジは、焼き色がついた部分をはがし、濃い部分の側面を薄くそぎ落とす。残りをフードプロセッサーにかけて、クラムにする。
下面のスポンジの断面にシロップの1/3量をはけで打ち、さつまいもクリーム全量をパレットナイフでぬり広げる。
さらに中央のスポンジを重ね、側面と断面に残りのシロップを打ち、ホイップクリームを全体にぬり広げる。上からクラムをまぶすので、多少凸凹があってもOK。パレットナイフで上面をなめらかにしてから、側面をぬるとスムーズ。
クラムを手にたっぷりとり、ふんわりとクリームにやさしくなじませるようにしながらまぶす。底をカード(ドレッジ)で持ち上げながら、側面にもたっぷりとクラムをまぶして。
アクセントにさつまいもチップスを飾って、できあがり。
数量:直径15cmの丸型 1個分
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「米粉のコグマケーキ(さつまいもケーキ)」なかしましほ
© 2006 cotta Co., Ltd.