さらりと軽い、ヘルシーな太白ごま油を使うことで歯切れのよい食感を生みます。ドライトマトの濃縮された甘酸っぱさが詰まった、美味しいチャバタです。
バゲットやリュスティックで作ったサンドも美味しいけれど、クラストがハードで噛み切れないですよね。クラムは気泡がいっぱいでみずみずしく、クラストは薄めで歯切れよく。そんなチャバタでサンドイッチを作りましょう!こねないので手間はかかりませんが、時間がかかります。食べたいタイミングから逆算して仕込んでください。ドライトマトのオイル漬けは、予め作っておきます。
「スリッパ」を意味するイタリアのぺったんこなパンです。オイル漬けはたくさん作っておくと便利。パスタやピザ、オムレツにも。オイル漬けになったトマトを使う場合はオイルをしっかり切って。ゆるい生地ですが、手であまり触らないので作りやすいですよ。
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ドライトマトのオイル漬けを作る。ボウルにドライトマトと湯を入れ、10分おく。ざるにあげて、自然に水をきり、表面が乾くまで放置する。
生のにんにくは皮をむいて縦半分に切り、芯(芽)を取り除く。オレガノとバジルの割合は、目分量でオレガノ多めで合わせ、計量する。
瓶に、戻したドライトマトと●印を入れて混ぜ、一晩おく。パンにはこの全量を使う。都度、仕込むのが面倒なら、多めに仕込んで長期保存もできる。その場合は、オイル漬けになったもの50gを、オイルを軽くペーパーで押さえてからパンに入れる。
モルトは、砂糖なしの生地に焼き色を付け、気泡の入ったクラムを作り、おいしそうな香りをつけるので、ぜひ入れたい。小さじ1/4の計量スプーンを持っていなけれは、小さじ1/2ですり切って量り、目分量で半分に分ける。
パン生地を仕込む。ボウルに▲印を入れて、よく混ぜておく。均一に混ざったらコントレックス、水、生地用太白ごま油を入れる。こねないので、水を入れる前に、粉は必ず混ぜておく。コントレックスがなければ、水で代用する。
粉けがなくなるまで、ヘラで混ぜる。
混ざったら、ドライトマトのオイル漬けを加え、混ぜる。
ラップをして、室温20〜23度に20分おく。
パンチを入れる。カードで生地をすくい、親指で押さえながら持ち上げ・・・、
持ち上げた生地をたたむ。ボウルを回転させて、違う位置にカードを入れて、持ち上げてたたむ。数回繰り返して、丸く整える。20分おきに合計3回、パンチを入れる。だんだん生地がまとまってくる。3回目のパンチの後、冷蔵庫の野菜室に入れ、10時間前後、おく。
野菜室から取り出したら、1時間ほど室温におき、復温させる。台にたっぷり粉をふり、ボウルをひっくり返して生地を取り出し、十字に打ち粉をふる。
十字にふった打ち粉の上をカードで切って、4分割する。こんな形になる。
とんがった所をカードでたたんで折る。
上からくるんと転がし、横長の長方形に整える。乾かないよう、大きめのタッパなどをかぶせてベンチタイム20分。
成形する。カードに粉をふり、右下にカードを差し込み、ぐぐぐーっとスライドさせる。
生地が張ってプリッとする。横長だった生地が、縦長になる。
天板にオーブンシートを敷いて生地をのせ、大きなビニール袋に天板ごと入れて、室温で30分ほど最終発酵させる。オーブンに別の天板を入れ、天板ごと250℃に予熱する。
発酵が済んだら、取り板(段ボールなど)にオーブンシートごと移し、霧吹きをかける。
シートごと滑らせて、予熱された天板にのせる。230℃に下げて15分ほど焼く。焼き時間は各オーブンで調整する。
焼き上がり!
おまけ。サンドイッチ作りましょう!左・パストラミビーフとクリームチーズとワサビマヨ。真ん中・ごぼうサラダ、ズッキーニのグリル焼き、大葉。右・ロースハム、スライスチーズ、フレッシュトマト。
バーガー袋(338)で包めば汁もれなし!色違いのクラフト紙タイプ(339)もカワイイ!
ワックスポットM(62937)にバーガーが3個ぴったり入ります。2個ならSがちょうどいい!
口をクリップで留めて、トートバッグに詰め込んだら、お出かけしましょう〜♪
数量:約9×12cmが4個分
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「太白ごま油で、ハーブが香るドライトマトのチャバタ」takacoco
© 2006 cotta Co., Ltd.
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